家を建てる前に

どんな家を建てようか考える前に、まずは土地を探す必要があります。土地探しは、不動会社にお願いすることが一般的です。土地にかけられる予算や希望するエリアを提示すると、それにあった土地を紹介してくれます。条件がよい土地はいくらでもあるかもしれませんが、それには予算が必要です。予算を決めていないと希望する土地を絞り込むことが難しいので、いくらまでなら土地に予算をかけられるのか考えておきましょう。

また、条件にこだわりすぎてしまうとなかなか土地が決まらないので、期限と譲れない条件を決めておきます。条件をいくつか紙に書き出し、優先順位を決めて、これだけは譲れないというもの以外は妥協します。

また、その土地にイメージする家を建てることができるのかを確認することも重要です。

施工会社を決めて、設計が決まったら、基礎と整えて建物の基本構造を作っていきます。柱や梁などの基本構造が完成して、屋根を支える棟木を取り付けることを上棟といいます。上棟の定義は地域によって違い、屋根が完成した段階を上棟ということもあります。

上棟が完成したら上棟式を行います。上棟式には無事に上棟が完成したことを祝う意味と、職人さんたちとのコミュニケーションをとる意味があります。

しかし、必ずしも行わなければならないものではなく、上棟式をしないケースがあります。職人さんに直接依頼をする場合は上棟式を行い、職人さんと直接かかわることが少ないハウスメーカーに依頼をした場合は行わない、といったケースが多いようです。

屋根も外壁も完成したら、外構も考えていきます。外構とは、門、アプローチ、車庫など建物周囲のことです。シンプルなデザインのもの、ビオトープをとり入れたものなどがあります。外構にかける費用は建物の10%程度が目安で、これよりも費用をかけると外構が建物よりも立派になってしまい、かける費用が少なければ貧相になってしまいます。

住まいの顔となる場所なので見た目を重視したくなりますが、使い勝手を忘れてはなりません。樹木を植えようと思っていた場所に排水管があった、駐車スペースに車を停めたらドアを開けられないなど、失敗例がみられます。

建物のことだけ、外構のことだけを考えていると両者のバランスが悪くなり、失敗するケースがみられるので、建物と外構のバランスを考えて設計するとよいでしょう。親身になって相談にのってくれる施工会社なら、バランスのよい案を提示してくれることが期待できます。